現在、対策の必要な相続が増えました。これは裁判所の統計にもはっきり表れています。家庭裁判所での調停数は増えています。
法律の知識と権利の意識が浸透した日本の現状を考えると、これも時代の流れと言えます。家族の意識も形も大きく変わってきました。
「うちには財産なんてたくさん無いから」、「うちはみんな仲が良いから」
皆さんそうおっしゃいます。しかし、経験的に言って、不動産と少しの預貯金のあるご家庭がもめているーそんな印象です。「こんなはずじゃなかった」とこぼす人をたくさん見てきました。
そんな方々を数多く見ると、何とかすることはできないものかと、もどかしい気持ちにいつもなります。この場合の遺産分割協議は、非常に難しいからです。手間も時間もかかり、身体的にも精神的にも辛い時間を過ごさなければなりません。もちろん、家族の絆は失われることもあります。
では、どうしたらいいのでしょうか?
その答えの一つは「
遺言」の作成です。
「そこまでする必要があるの?」とお思いかもしれません。
でも、そこまでする必要があるのです。
長男がすべてを相続する、そんな時代は過ぎました。相続は当たり前の権利として受け取られています。
「ならば、事前に話し合って決めておけばよい(言い聞かせればよい)。」
と言われるかもしれません。でも、相続に関する事前の話し合いには法的な効力はないのです。
相続で争いを生まないようにするための武器は、多いようで、それほど多くはありません。遺言は、武器の中では、使いやすく、財産や相続人を守る強い力もあります。
ただし、遺言は上手く使わないと、武器としての効力を発揮しません。ですから、遺言や相続のことを知り、適切な使い方を学ぶ必要があります。
弊所は、遺言に興味のある方々のために、相続と遺言の基礎知識をまとめた小冊子
「遺言が気になったら〜相続遺言の基礎知識〜」を作成しました。小さな冊子ですが、遺言をお考えのみな様のお力になれると思います。
小冊子「遺言が気になったら〜相続遺言の基礎知識〜」
目次
○相続・遺言でお悩みのみな様へ
1.相続を取り巻く現状について教えてください。
2.相続について基礎的な知識を教えてください。
3.遺言を作成する利点を教えてください。
4.遺言を必要とするのはどんな場合ですか。
5.遺言について基礎的なことを教えてください。
6.遺言によってトラブルを避けられた事例を教えてください。
7.遺言を作成するときに気をつけることは何ですか。
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